年代設定による『銀河鉄道999』との整合性
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「宇宙海賊キャプテンハーロック」の記事における「年代設定による『銀河鉄道999』との整合性」の解説
本作ラストでは寂れた惑星ヘビーメルダーが登場している。連載を終了する1979年には『銀河鉄道999』(以下、『999』)の劇場版第1作が公開されており、ヘビーメルダーが賑わっていたころを回顧するシーンでは、ハーロックが酒場のマスターに星野鉄郎やメーテルがここを訪れたかを尋ねる場面が描かれ、前述の劇場版とリンクする描写になっている。しかし、『999』劇中で登場する戦士の銃の刻印はPATENTED 1.25.2979となっており、『999』の年代設定が本作の年代設定2977年より後となっているため齟齬が生じるほか、本作の方がトチローの死などの描写から『999』より時系列的に後と取れる描写となっているものの、そのテレビ版では年代設定が第1話において西暦2221年とされたために、『999』テレビ版と本作では700年以上の開きが生じている。 ただし、これらの松本作品の年代設定については作品制作時よりはるか未来という意味合いを込めたものと思われ、後述する嶋星光壱によるリメイク版の『キャプテンハーロック次元航海』では整合性の調整が行われている。 また、基本的には同一姓名・容姿のキャラクターが複数作品に登場していても完全な同一人物というわけではなく、手塚治虫・石ノ森章太郎作品にもみられるいわゆるスター・システム的なものとなっている。
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