年代記第弐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/16 15:34 UTC 版)
年代記第弐は、第壱と同じ堅紙の料紙を用いるが縦15.5センチメートル、横20.5センチメートルでやや小さく、表紙・本文・裏表紙とも料紙は同一の材質である。識語には第壱の続編との趣旨が記され、明和元年(1764年)から1891年(明治24年)までの記事を収めている。しかし、明治期以降は梅本家の依頼にしたがって小野芳彦が書き継いだものであり、成立事情を異にする。また、明治政府の動向のうち重要なものを記す一方で、熊野三山や熊野地方に関する記述は乏しい。
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