平沢新駅設置問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 09:53 UTC 版)
元々KTXへのアクセスが不便な水原市・華城市・平沢市など、京畿道南部の自治体が2004年の暫定開業後もKTX停車を陳情していた(その後水原駅には大田以北京釜線経由の便が設定され、停車は実現している)。 また、盧武鉉政権時の在韓米軍の平沢市内移転問題での条件闘争も加わって、京釜高速線上に新駅を設置する方向であったが、車両の停止距離(20kmの直線土盛り区間)という条件面から充分な直線区間の確保が困難という技術的事情や、費用面、京釜高速線内に駅が多すぎるということで一度立ち消えとなった。その後当路線建設時に再浮上し、平沢市内に新駅を設置することが決まった。 2008年2月5日 - 駅設置の技術的課題が浮き彫りになる。 7月23日 - 国土部傘下の韓国土地公社、フランスのシストラ(en)社に高徳新都市内での新駅設置についての技術的検討作業を依頼。 2009年2月4日 - シストラ社、京釜高速線上に平沢駅を設置することは技術的に可能と報告 4月10日 - 京釜高速線上に代わり、当路線上に平沢駅設置案浮上 2012年2月15日 - 首都圏高速鉄道基本計画変更により新平沢駅(仮称)の設置を決定。 10月3日 - 新平沢駅の事業費分担協議が妥結(国50%、京畿道25%、平沢市25%)。2014年竣工へ 2015年3月15日 - 新平沢駅名称について、市長・市議などが参加した新駅関連地名委員会で「平沢芝制」に決定。なお、住民アンケート調査では新平沢が最多だったが、現平沢駅との共存を図ったとされる。 2016年4月29日 - 国土交通部告示により、駅名が「芝制」に正式決定。隣接する既存の芝制駅と駅名が統一される形となった。
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