平井和正作品
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小説『サイボーグ・ブルース』(1971年) 原作者本人による、事実上のリメイク作品。主人公には黒人のサイボーグ特捜官を設定し、少年誌では不可能だった情念の部分を前面に押し出した。「エイトマンへの鎮魂歌」と題した後書きで「この連作長編において、マンガのフレームと商業主義的センセーショナリズムから解放されたエイトマンの実像をえがきたかった」としている。星新一は「人間臭く、やりきれないSF」と評する。 小説『∞(インフィニティ)BLUE』(2002年) 平井和正作家生活40周年に執筆された「21世紀8マン」。駿台曜曜社版のあとがきでは「8マンワールド」と題し、8回にわたって原作者自身の立場から『8マン』を語っている。同年12月集英社文庫から出版の際にタイトルが『インフィニティー・ブルー』とカタカナになった。 BLUEシリーズ 『BLUE HIGHWAYS』(2002年) 『BLUE LADY』(2005年) 『BLUE HIGHWAYS』の初出は『月光魔術團第III部・幻魔大戦DNA』書籍化の際に購入特典として配られた非売本。『BLUE LADY』は電子書籍のみの出版。『インフィニティー・ブルー』とともにそれぞれが8マンワールドの延長上にある作品。
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