工法・構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 16:21 UTC 版)
さまざまな工法がありうる。 地中海地域や欧州では伝統的には、壁を構造体として組み立てる方法が建築の基本中の基本であるので、壁をつくり、その上に屋根を乗せるということになる。 たとえば、基礎の上に丸太(ログ)の一部を削っておいてそれを積み上げて壁を作り、その上に同じく丸太で屋根構造を作り、その上に雨を防ぐ素材ならべる。あるいは石(や土)を積み上げて壁を作り、その上に木材で屋根構造を作る。 極東アジアでは、軸組工法のほうが広まったので、小屋づくりでもまず木材ばかりを組み合わせて骸骨のような構造体をつくり、とってつけたような壁を足すという方法がとられることも多い。 20世紀後半以降は、プレハブ工法を採用し、工場で作られた部品をひと揃い用意しておいて、まとめてトラックで現場に運び込み、プラモデルのような感覚で、わずか数時間~半日 程度で組み立てる手法もある。 さらに近年では、あらかじめ海上コンテナを加工して扉や窓などをつけておいたものを、トラックで移動して(コンクリートブロックなどの上に)ただ降ろすだけで小屋として設置完了という方法もある。 ログハウス方式の小屋 石を積んで壁構造にし、その上に木材で屋根構造を作った小屋 小屋の内部は分割されず部屋数が1つまたは2つのものが多い、まれに分割される場合でも、一般的に言うと、部屋数は少ない。
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