架設方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 08:18 UTC 版)
「プレストレスト・コンクリート橋」の記事における「架設方法」の解説
プレキャスト方式 工場もしくは、架設場所以外でコンクリート桁を製作。運搬して架設する。プレテン、ポステンのどちらのタイプもあるが、プレテンの場合、道路事情により25m程度が運搬の限界である。架設にはクレーンもしくはエレクションガーダーを使用する。ほとんどがプレテンT桁、ホロー桁、ポステンT桁であるが、まれに箱桁においても施工例がある。この場合、パイナップルの輪切りのようにされた箱桁部材を架設場所において接合する。 支保工方式 架設場所に、仮の足場を製作してその上でコンクリート桁を製作する。ポストテンションにておこなう。中空床版桁(ポステンホロー桁と呼ばれる)。箱桁(ポステンボックス桁)が一般的。 張り出し架設方式 橋脚から左右にブロック方式で橋梁を伸ばしつつ架設する。大規模な橋梁で採用されるのが一般的である。地上の状況に影響されずに建設ができる画期的な工法。構造形式は箱桁である。
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