工業への応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 20:22 UTC 版)
帯の表面を普通の帯の2倍利用できるため、カセットテープ(エンドレステープ)、プリンターのインクリボンなどに使用された。また、研磨や高温の物体の運搬に用いるコンベアのベルトをメビウスの帯状にしておくと接触面が2倍になるので消耗しにくくなり長持ちするという利点があり、1950年前後に米国で特許が取得されている。 1964年には絶縁体をメビウスの帯状にして金属箔で覆ったメビウス抵抗器(英語版)が発明され、1986年にはさらにそれを利用したメビウスコンデンサも特許がとられている。どちらも、自己インダクタンスの無い抵抗、コンデンサとなる。
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