工業デザイン科について
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「群馬県立伊勢崎工業高等学校」の記事における「工業デザイン科について」の解説
伊勢崎工業高校には、2008年3月まで工業デザイン科が存在した。プロダクトデザインに重点をおいた極めて実用的なカリキュラムにより卒業生は各方面で活躍している。また高校では珍しく大きな暗室を備えカラー写真の現像や、あるいは早い時期にマッキントッシュコンピュータを導入し、DTPやデジタル写真のレタッチなど先進のヴィジュアルデザインをも生徒は経験した。 しかしながら平成17年7月7日に行われた群馬県教育委員会の第985回定例会にて、平成18年度の生徒募集停止が決定された。少子化に伴う「群馬県内の77校ある全日制高校のクラスを1クラスずつ減らす」という県の方針に従い、県下でも極めて特徴のある有望な学科であるにもかかわらず2008年3月に科は消滅することとなった。1月には最後の卒業制作展が行われた。なお、平成19年度は全盛期と比べてデザイン科生徒が3分の1に減じたが、教員数の減少は僅かにとどまっていた。
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