山線鉄橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 07:11 UTC 版)
山線鉄橋は支笏湖から千歳川が流出する地点にかかる歩道橋で、北海道で現存する現役最古の鉄橋である。英国製200ftピン構造ダブルワーレン橋で、1899年(明治32年)に北海道官設鉄道上川線(現在の函館本線)の砂川駅―滝川駅間の空知川に第一空知川橋梁として架けられたが、1923年(大正12年)頃に架け替えられた際に王子製紙に払い下げられ、1924年(大正13年)に王子軽便鉄道の橋として支笏湖畔に移された。鉄道廃止後の1967年(昭和42年)に王子製紙より千歳市に寄贈された。1995年(平成7年)から解体修復工事が行われ、1997年(平成9年)から歩道橋として利用されている。千歳市指定有形文化財。 2018年には、日本土木学会選奨の土木遺産に認定されている
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