山田洋行に関する政界工作とは? わかりやすく解説

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山田洋行に関する政界工作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/29 13:36 UTC 版)

日米平和・文化交流協会」の記事における「山田洋行に関する政界工作」の解説

山田洋行事件」も参照 山田洋行は、2007年10月協会秋山対し子会社であるヤマダ・インターナショナル・コーポレーションの裏金からおよそ25ドル当時レートで約3,000万円)を渡していたことが東京地検特捜部押収した内部文書により判明している。 山田洋行は、ゼネラル・エレクトリックおよびノースロップ・グラマンとの代理店契約継続できるよう秋山仲介依頼久間章生通じて米国元政高官2名に対し支援求め文書秋山託した当時は、元専務宮崎元伸同社辞めて日本ミライズ設立した直後であり、山田洋行米国大手メーカーであるゼ社およびノ社の日本代理店の座を日本ミライズ奪われるという危機感強めていた。このため山田洋行社長米津佳彦および執行役員守山晋はこれら2社に対して山田洋行との契約続けるよう働きかけほしいと秋山依頼25ドルはそのための協力費として現金手渡した。さらに、協会理事当時防衛庁長官だった久間宛ててメーカー2社との代理店契約継続について支援依頼する文書作成し安保研に提出していた。秋山山田洋行から受領した25ドル簿外処理としていたとされ、東京地検特捜部捜査受けている。 米高官要請を行う内部文書日本ミライズ設立され前後作成されたとみられ、表題には「(米国メーカー2社の)代理店保全にかかわる支援活動」と記載防衛族議員から米国元政関係者2人に対して支援活動要請してもらった」とした上で、この2人から直接メーカー2社のトップ対し山田洋行支援の依頼実行された」と工作経緯にも触れていた。また文書最後には、秋山関係する団体への「対価」として、米国元政高官1人分が「10万ドル未処理)」、別の1人分は「20ドル今回寄付により処理)」と記載金銭遣り取りを窺わせている。

※この「山田洋行に関する政界工作」の解説は、「日米平和・文化交流協会」の解説の一部です。
「山田洋行に関する政界工作」を含む「日米平和・文化交流協会」の記事については、「日米平和・文化交流協会」の概要を参照ください。

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