山名と資生堂デザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 21:34 UTC 版)
有名な資生堂の「花椿マーク」は、意匠部を創設した福原信三が原案を起こし、山名が最終的に完成させたものである。資生堂在職中はもちろん、資生堂退社後も、顧問や宣伝部制作室長として、資生堂の一連の仕事を行い、繊細な女性美を表現した。資生堂のイメージアップに貢献し「資生堂スタイル」のデザインを確立した。1974年(昭和49年)には、主要な漢字と、ひらがな・カタカナ、欧文アルファベットの書体(タイプフェイス)の手引書を作成している(いわゆる、資生堂書体)。資生堂の新入社員のデザイナーは現在も、この手引書をもとに、必ず先輩の指導で、1年間手書き練習して身につけるという。
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