尾崎 義とは? わかりやすく解説

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尾崎義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 08:05 UTC 版)

尾崎 義(おざき よし、1903年3月8日 - 1969年1月9日)は、日本の外交官北欧文学者・翻訳家

東京生まれ。1922年外務省留学生試験に合格し、1924年ストックホルム大学卒。 1925年外交官としてベルリン、その後スウェーデンに駐在、1945年北欧文化協会を設立し理事長となる。 1963年から1968年まで参事官としてヘルシンキに駐在。 1968年東海大学北欧文学科教授となるが、在職一年足らずで急逝。 ストリンドベルィリンドグレーンなど北欧文学の原語からの翻訳の先駆者。

著書

  • 『フィンランド語四週間』(大学書林) 1955
  • 『北欧語のはなし』(大学書林、大学書林語学文庫) 1958
  • 『スウェーデン語基礎1500語』(大学書林、基礎単語双書) 1958
  • 『スウェーデン語辞典』(共編、大学書林) 1990

翻訳

  • 『女中の子』(ストリンドベルィ創元文庫) 1952
  • 『日本旅行記』(ヴィルマン岩生成一校訂、弘文堂 アテネ文庫) 1953
  • 『バラバ』(パー・ラーゲルクヴイスト岩波書店) 1953、岩波文庫 1975
  • 『復活祭 戯曲集』(ストリンドベルィ、創元文庫) 1954
  • オージンの子ら 北欧神話』(P・コラム、岩波少年文庫) 1955
  • 名探偵カッレくん』(アストリッド・リンドグレーン、岩波少年文庫) 1957
  • 『カッレくんの冒険』(リンドグレーン、岩波少年文庫) 1958
  • 『名探偵カッレとスパイ団』(リンドグレーン、岩波少年文庫) 1960
  • 『さすらいの孤児ラスムス』(リンドグレーン、岩波書店) 1960、のち岩波少年文庫
  • 「朝ねぼうの音楽家」「いわぼたんを見つけたブローヴィンゲちゃん」(ストリンドベルイ、講談社、少年少女世界文学全集36 - 北欧編) 1960
  • 『長靴下のピッピちゃん』(リンドグレーン、講談社) 1964、のち改題『長くつ下のピッピ』(講談社文庫
  • 『リンドグレーン作品集 12 ラスムスくん英雄になる』(リンドグレーン、岩波書店) 1965
  • 『やかまし村のクリスマス』(リンドグレーン、ポプラ社) 1967
  • 『いたずらっ子エーミール』(リンドグレーン、講談社) 1969
  • 『リンドグレーン作品集 別巻 3 わたしたちの島で』(リンドグレーン、岩波書店) 1970
  • 『エーミール物語 1 エーミールと大どろぼう』(リンドグレーン、講談社) 1972、のち講談社文庫
  • 『エーミール物語 2 エーミールとねずみとり』(リンドグレーン、講談社) 1972、のち講談社文庫





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