小野山家の過去に関わる人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 22:08 UTC 版)
「カラダ探し」の記事における「小野山家の過去に関わる人々」の解説
生前の小野山姉妹について探る中で登場する人々。前日譚「零」では、生前の美子から見た彼らについても描かれている。 山岡 雄蔵(やまおか ゆうぞう) 故人。約50年前に美子を殺害した張本人で、健司の祖父。美紀、美子とも顔見知り。その性格は残忍且つ凶暴で、兄の泰蔵や妻のキヨに対して日常的に暴力を振るっていた。日ごろから邪険に扱っていた自分の兄を殺害し、それを目撃した美子を強姦して殺害した。自らの犯行を隠蔽する為に、美子の身体をバラバラにして埋め、兄の遺体を自殺に見せかける工作をした。 山岡 泰蔵(やまおか たいぞう) 故人。雄蔵の兄。キヨからは「タイちゃん」と呼ばれていた。雄蔵から日々虐待を受けている。知的障害があるが、穏やかで優しく子供好き。美紀、美子の知人で、2人の仲のいい遊び相手だったが、雄蔵に殺害され、目撃者である美子殺害の犯人に仕立て上げるために自殺に偽装された。「第一夜」では生前に仲の良かった美子に「赤い服を着させてあげるため」に、親族である健司に憑依し、カラダ探しメンバーに猛威を振るう。 杉本 キヨ(すぎもと きよ) 「第一夜」に登場。健司の祖母で雄蔵の妻だが、その後再婚した為杉本姓となる。泰蔵とは親しく、彼の優しさを理解しており、美子殺しの犯人は別にいること、泰蔵はその真犯人に殺されたのではないかと現在でも疑っている。 松木 一夫(まつき かずお) 「第二夜」「零」に登場。美紀、美子の小学校の同級生。小学校5年の頃に転校してきたがこの地での生活に馴染めず、同じく馴染めていなかった美紀・美子姉妹と仲良くなる。現在でも小野山邸の近所に住んでおり、調査のためにカラダ探しメンバーが小野山邸に立ち入るのを目撃し、様子を見に来たところを何者かに憑依されメンバーを襲った。小野山邸の敷地を出た途端に正気に戻るが、小野山邸内での自身の行動は一切覚えていなかった。美紀の死は不可解なものであり、病死ではなく呪いで死んだのではないかと思っている。
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