小松拡幅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:26 UTC 版)
高島市打下から大津市北小松の間の現道拡幅を主体とした事業である。平面区間は1974年(昭和49年)に高島市勝野から同市鵜川までが片側2車線に拡幅され供用開始、1988年(昭和63年)に高島市と大津市の境界付近1 kmが片側1車線のまま移設され曲線が緩和されたが、高架区間は2015年時点では大津市北小松集落南方の滝川を渡る部分の基礎しか工事がされていない。小松拡幅の事業が進んでいない高島市鵜川付近の白鬚神社に隣接している区間は初めは琵琶湖側に道路を張り出す形で4車線化する計画であったが、環境や景観を保護するため山手にトンネルを通すルートが基本方針となった。 2021年(令和3年)に国土交通省が発表した広報資料によると、大津市北小松の延長2.4 kmが2025年(令和7年)秋に開通予定である。 2021年6月16日全長414mの北小松トンネルが貫通した。 陸上距離 : 6.6 km 事業化 : 1970年(昭和45年) 開通年 : 1974年(昭和49年) 規格 : 第3種第1級 起点 : 高島市打下 終点 : 大津市北小松 沿革 1974年(昭和49年)12月25日 : 高島町勝野 - 同町鵜川(当時、延長1.0 km)が完成4車線で供用開始される。 1988年(昭和63年)7月26日 : 高島町鵜川 - 志賀町北小松(当時、延長1.0 km)が暫定2車線で供用開始される。 2025年(令和7年)秋 : 北小松(延長2.4 km)が暫定2車線で供用開始される予定。
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