富竜の光TO-No5号【フリュウノヒカリ テイオ ナンバゴゴウ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第15345号 |
登録年月日 | 2007年 3月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | 富竜の光TO-No5号 よみ:フリュウノヒカリ テイオ ナンバゴゴウ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 吉田一義 | |
品種登録者の住所 | 石川県小松市長田町リ21番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武内善助 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「竜字」に富山県の在来種を交配して育成されたものであり、花はセパルの色が中央部は鮮黄緑、周縁部は緑白で花色の境界は不明瞭、ペタルの色が中央部は明黄緑、周縁部は緑白で花色の境界は不明瞭で穏紫赤色の条線が入る、リップは円形で中央部の色が淡黄緑、周縁部は黄白、花色の境界は不明瞭で濃紫赤色の斑点が入る春蘭である。草型及びぎ球茎の大きさはかなり小、縦断面の形は卵形、横断面の形は円形である。葉数はかなり少、葉の長さはやや短、幅は極狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は対称、緑色程度は中である。花序の型は単頂、花茎の長さはかなり短、太さは細、向きは直上である。咲き型は抱咲、花の縦径はかなり短、横径はかなり狭、香りは強、セパルの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は倒卵形、先端の形は切形、ペタルの縦径はかなり短、横径はかなり狭、正面の形は倒卵形、先端の形は切形である。リップの縦径はかなり短、横径はかなり狭、正面の形は円形、縦断面の形はⅤ型、先端の形は切型、周縁の波打ち及び反転は無又は微である。全体的な花色は緑系、セパルの中央部の色は鮮黄緑(JHS カラーチャート3506)、周縁部の色は緑白(同3501)、花色の境界は不明瞭、ペタルの中央部の色は明黄緑(同3504)、周縁部の色は緑白(同3501)、花色の境界は不明瞭、穏紫赤(同9715)の条線が入る、リップの中央部の色は淡黄緑(同3303)、周縁部の色は黄白(同3302)、花色の境界は不明瞭、斑点の大きさはやや大、色は濃紫赤(同9709)である。開花期は春咲である。「竜字」と比較して、セパルの中央部の色が鮮黄緑であること、ペタルの中央部の色が明黄緑であること、リップの縦断面の形がⅤ型であること等で、「大富貴」と比較して、セパル及びペタルの周縁部の色が緑白であること、リップの縦断面の形がⅤ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に育成者の温室(富山県高岡市)において、「竜字」に富山県の在来種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を行い、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 富竜の光TO-No5号のページへのリンク