富貴の華TO-No1号【フキノハナ テイオ ナンバイチゴウ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第15344号 |
登録年月日 | 2007年 3月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | 富貴の華TO-No1号 よみ:フキノハナ テイオ ナンバイチゴウ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 吉田一義 | |
品種登録者の住所 | 石川県小松市長田町リ21番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武内善助 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、富山県の在来種に「大富貴」を交配して育成されたものであり、花はセパルが浅橙黄色で濃紫赤色の条線が入る、ペタルが浅黄色で濃紫赤色の条線が入る、リップは扁円形の黄白色で濃紫赤色の条線が入る春蘭である。草型及びぎ球茎の大きさはかなり小、縦断面の形は卵形、横断面の形は円形である。葉数はかなり少、葉の長さは短、幅はかなり狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は非対称、緑色程度はやや濃である。花序は単頂、花茎の長さはかなり短、太さは細、向きは直上である。咲き型は抱咲、花の縦径はかなり短、横径はかなり狭、香りは弱、ドーサル・セパルの縦径はかなり短、横径はやや狭、正面の形は倒卵形、先端の形は鈍形、ラテラル・セパルの縦径はかなり短、横径はやや狭、正面の形は倒卵形、先端の形は切形、ペタルの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は倒卵形、先端の形は切形である。リップの縦径は短、横径は狭、正面の形は扁円形、先端の形は小凹型、周縁の波打及び反転は無又は微である。全体的な花色は黄系、セパルは浅橙黄(JHS カラーチャート2203)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入る、ペタルは浅黄(同2504)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入る、リップは黄白(同2701)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入る。開花期は春咲である。「大富貴」と比較して、セパルの色が浅橙黄であること、ペタルの色が浅黄であること、リップ先端の形が小凹型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に育成者の温室(富山県高岡市)において、富山県の在来種に「大富貴」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を行い、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 富貴の華TO-No1号のページへのリンク