富岩水上ライン運河クルーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 08:21 UTC 版)
「富岩運河」の記事における「富岩水上ライン運河クルーズ」の解説
富岩運河を船で遊覧する「富岩水上ライン」が3月下旬から11月下旬のほぼ毎日(平日に運休日あり)、富岩運河環水公園及び河口側(岩瀬カナル会館裏)より学習支援船運営委員会により定期運行されている。使用される船は環境に考慮し太陽光を利用するソーラー船「sora(そら)」(定員55人)と、2015年3月26日に就航したソーラー船「fugan(ふがん)」(定員55人)、バッテリーとモーターで動く電気ボートの「もみじ」(定員11人)、2019年3月23日に就航したソーラー船「kansui(かんすい)」(定員55人)の4隻が使用される。運行コースも何種類かあり、閘門操作室の見学と、乗船したまま水位2.5mの水上エレベーターといわれる、高低差を実際に体験できる中島閘門を通過するコースや、片道に富山ライトレールを併用し還水公園と岩瀬地区を往復するコースなどがある。また平日の臨時運行や団体予約向けの運行のほか、お花見時期の特別運行などが行なわれ観光スポットのひとつとなっている。 2007年6月から富山市が富山観光遊覧船株式会社に委託して松川にある遊覧船を利用して「富岩運河チャータークルーズ」の運行を開始。富岩運河・中島閘門わくわくクルーズ、富岩運河ディナークルーズの2種類のコースがあり、原則、乗船日の3日前までに予約制で料金前納制であった。その後2009年7月より富岩水上ラインとして定期運行を開始した。また平日の定期運行は2015年より運行された。2017年の初運行日である2017年3月25日に、乗船客が20万人を超えた。
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