家計貯蓄率の定義とは? わかりやすく解説

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家計貯蓄率の定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 20:12 UTC 版)

貯蓄率」の記事における「家計貯蓄率の定義」の解説

家計可処分所得所得のうち、税金社会保険料等を除き個人自由に処分でき、消費貯蓄に回すことのできる部分 家計貯蓄率家計貯蓄(純)÷(家計可処分所得(純)+年金基金年金準備金変動受取)) (純)=固定資本減耗控除 国民経済計算家計貯蓄率は、家計可処分所得から家計最終消費支出控除し年金基金準備金変動加えたものを、家計可処分所得年金基金準備金変動の和で割ったのであるまた、国民経済計算可処分所得固定資本減耗控除しており、貯蓄は純貯蓄である。また国民経済計算では、所得消費両方帰属家賃計上されていること、高齢者を含む無職世帯など勤労者世帯以外も含んでいることなどが、家計調査との違いである。 一方家計調査には、平均貯蓄率黒字率があるが、経済学で言う貯蓄率に近いのは、黒字率の方である。家計調査黒字は、可処分所得から消費支出控除したもので、これを可処分所得割ったものが黒字率である。家計調査でいう貯蓄率は、貯蓄純増額を可処分所得割った比率である。貯蓄純増額は、預貯金保険純増合計であり、教科書的な意味の貯蓄よりも狭い概念である。 経済関係文献では、黒字率を家計調査貯蓄率として言及していることが多いので、注意が必要である。家計調査で、所得調査が行われているのは勤労者世帯農家世帯を除く)と無職世帯高齢者1986年から、全年齢1989年から)だけである。一般に言われる家計調査貯蓄率は、ほとんどの場合勤労者世帯黒字率を指していることに注意する必要がある

※この「家計貯蓄率の定義」の解説は、「貯蓄率」の解説の一部です。
「家計貯蓄率の定義」を含む「貯蓄率」の記事については、「貯蓄率」の概要を参照ください。

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