害と天敵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/01 02:45 UTC 版)
殆どの種類が植物に付く重要害虫になっている。 植物の茎に口吻を突き刺し、そこから樹液や草の汁を吸ってしまうだけでなく、一部の種には植物には有害な病原菌を伝染させる事もあり、農作物や園芸者にとっては厄介な存在となっている。 また、灯火に飛来するときもあり、その灯火に来た際に人体に止まると、そこから人体に口吻を突き刺して血を吸うこともある。ヨコバイに刺されて、カのように腫れ上がってむず痒くなったという症状も知られている。 一方でヨコバイ自体は強い虫では無いので天敵が多く、鳥やカエルやトカゲの他、クモや肉食性の甲虫やカメムシ、水生昆虫やトンボ等の格好の餌となることが多い。 他にもアリに襲われたり、寄生バチによって命を落とす個体も少なくない。
※この「害と天敵」の解説は、「ヨコバイ」の解説の一部です。
「害と天敵」を含む「ヨコバイ」の記事については、「ヨコバイ」の概要を参照ください。
- 害と天敵のページへのリンク