宮口しづえとは? わかりやすく解説

みやぐち‐しづえ【宮口しづえ】


宮口しづえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 06:32 UTC 版)

宮口 しづえ(みやぐち しずえ、1904年9月2日 - 1994年7月5日)は、日本の児童文学作家。

経歴

長野県小諸市生まれ。松本女子師範学校卒業。1927年から1934年まで木曽馬籠の神坂小学校教師を務め、その後は臨時教員となる。戦後は島崎藤村全集の編纂を行う。1955年から童話を執筆し、1957年に信州児童文学会の前身である「とうげの旗の会」に入会。同人誌「とうげの旗」に作品を発表する傍ら、同会の整備と拡大に尽力し、1971年には発展組織である信州児童文学会の会長に就任、同年、少年少女向け雑誌である文学誌「とうげの旗」を創刊した。

1957年に『ミノスケのスキー帽』で児童文学者協会新人賞、1958年『ゲンと不動明王』で未明文学賞、1974年『箱火ばちのおじいさん』で野間児童文芸推奨作品賞、1980年「宮口しづえ童話全集」全8巻で赤い鳥文学賞受賞。

著書

  • 『ミノスケのスキー帽』(筑摩書房) 1957
  • ゲンと不動明王』(筑摩書房) 1958
  • 『山の終バス』(筑摩書房) 1960
  • 『ゲンとイズミ』(筑摩書房) 1964
  • 『たろなにみてるの』(小峰書店) 1966
  • 『おばあさんとくろうし』(鈴木学術財団、ジャータカえほん) 1967
  • 「宮口しづえ児童文学集」全5巻(小峰書店) 1969
  1. 『ゲンと不動明王』
  2. 『山の終バス』
  3. 『ゲンとイズミ』
  4. 『オンタケの子ら』
  5. 『ミノスケのスキー帽』
  • 『箱火ばちのおじいさん』(筑摩書房) 1974
  • 『キタじいと木曽馬』(ポプラ社) 1975
  • 『胸にともる灯』(筑摩書房) 1975
  • 『木曽の街道端から』(筑摩書房) 1977.1
  • 「宮口しづえ童話全集」全8巻 筑摩書房 1979
  1. 『ミノスケのスキー帽』
  2. 『ゲンと不動明王』
  3. 『山の終バス』
  4. 『ゲンとイズミ』
  5. 『オンタケの子ら』
  6. 『胸にともる灯』
  7. 『月夜のゴロウ』
  8. 『まあるい顔のお客さま』

出典

  • 『郷土歴史人物事典 長野』(第一法規) 1978

関連項目




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