宗秩寮審議会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/23 02:12 UTC 版)
ウィキソースに宗秩寮審議会規則(明治43年宮内省令第11号)の原文があります。 1910年、宮内大臣渡辺千秋により、宮内省に宗秩寮審議会及び審議会規則が置かれたが、審議の議事は非公開とされていた。 1921年にはこれが発展して、内閣総理大臣原敬により、宮内省考査委員会官制とともに、宗秩寮審議会官制(大正10年皇室令第17号)が施行された。宗秩寮審議会の委員は有爵者から5名、枢密顧問から3名、宮内勅任官から4名で、任命は宮内大臣によって行われた。審議会は華族に関する重要事項や懲戒、礼遇について、宮内大臣への報告を行った。 宮内省の人事は公開されており、1926年の職員録では有爵者委員の中に近衛文麿の名がある。
※この「宗秩寮審議会」の解説は、「宗秩寮」の解説の一部です。
「宗秩寮審議会」を含む「宗秩寮」の記事については、「宗秩寮」の概要を参照ください。
- 宗秩寮審議会のページへのリンク