宗教的な批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 07:11 UTC 版)
「ダンジョンズ&ドラゴンズに関する論争」の記事における「宗教的な批判」の解説
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)が世に出て以来、同作は事あるごとに悪魔崇拝や魔術、ポルノグラフィ、殺人などの誘因になりうるという否定的な報道を受けてきた。特に1980年代には、いくつかの宗教団体によって同作が妖術と悪魔崇拝を奨励するという非難がなされた。このような批判の多くはTRPGの歴史(英語版)を通じて特にD&Dを標的としてきたが、ファンタジーロールプレイングゲームというジャンル全体にも批判は及んでいる。 D&Dを悪魔崇拝と関係づける発想は、巨大な組織化された悪魔崇拝カルトの集団や結社が実在するという前提に立っている点で、悪魔的儀式虐待の概念と共通点がある。そのような見方を広めた1人に、福音派キリスト教原理主義者の漫画家、ジャック・チック(英語版)がいる。チックは自ら刊行する小冊子『チック・トラクト』(Chick tract)において、カルト団体がD&Dを勧誘手段としているという内容の作品「ダーク・ダンジョン」を発表した。
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