宗務局 Konsistorium と管理運営制度における序列
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「ベルリン=ブランデンブルク=シュレージシェ・オーバーラウジッツ福音主義教会」の記事における「宗務局 Konsistorium と管理運営制度における序列」の解説
監督はベルリンに在住する。監督は6年の任期で教会指導部の議長になる。監督自身は教会指導部に属している。総会議長、総地区長、宗務局議長、宗務局監督補佐も教会指導部の常任の構成員である。教会指導部の他の構成員は総会議員の中から州教会総会によって選出される。ベルリンで定期的に開催される教会指導部の会議に改革派議長は陪席が許されている。 加えて、宗務局という機関が存在する。それは常勤の教会事務職員から出来ている。それは教会指導部の執行機関である。その構成員は教会指導部による決定事項の準備をする。州教会の日常業務を担い、教会共同体と地区に向けた規則に関する施行状況のチェック、課題の遂行に際して教会における全ての分野を援助する。宗務局の責任者が宗務局総裁(Konsistorialpräsident)であり、たいてい法律家である。神学的指導は監督補佐(Propst)の職務である。 州教会は上から下まで運営の序列において、以下のように構成されている。基盤になるのは、公法上の社団としての教会共同体kirchengemaindeである。その教会共同体Kirchengemaindeは、教会役員たちを選出する。彼らは長老たちとも呼ばれることがある。多数の教会共同体は共に教会地区Kirchenkreisを形成している。教会地区のトップには地区長Superintendentがいる。同じように、教会地区Kirchenkreisは公法上の社団であり、協議機関として地区総会を開催する。その代議員たちは開催時に教会共同体から選出される。合議制の協議機関としての地区教会常議員会が地区長Superintendentをトップにして時折開催される。 複数の教会地区Kirchenkreisは共に教区Sprengelを形成している。教区Sprengelのトップには総地区長、もしくは地域監督Regionalbischof(ゲルリッツ教区においてのみ存在)が存在する。総地区長、地域監督のみ集う協議機関はおかれない。これらの教区Sprengelが共に、前述で説明された諸機構を持つ州教会を形成する。
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