宍原とは? わかりやすく解説

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宍原

読み方:シシハラ(shishihara)

所在 静岡県静岡市清水区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒424-0301  静岡県静岡市清水区宍原

宍原

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 04:22 UTC 版)

日本 > 静岡県 > 静岡市 > 清水区 > 宍原
宍原
宍原
宍原の位置
北緯35度9分43.46秒 東経138度31分0.38秒 / 北緯35.1620722度 東経138.5167722度 / 35.1620722; 138.5167722
日本
都道府県 静岡県
市町村 静岡市
清水区
人口
2018年(平成30年)9月30日現在)[1]
 • 合計 615人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
424-0301[2]
市外局番 054 (静岡MA)[3]
ナンバープレート 静岡

宍原(ししはら)は静岡市清水区の地名である。住居表示は未実施[4]

地理

静岡市清水区の北部に位置し、ここから北は峠を越えて山梨県となる。かつて「長峰三里」(ながみねさんり)という難所があり、今川氏輝甲斐国へ侵攻、さらに武田信玄駿河侵攻を行なった際はここを避けて富士川沿いの内房を経由して行軍を行なっていた。しかし内房ルートは迂回になるうえ途中薩埵峠というこれも交通の難所があることから天正壬午の乱を経て徳川家康が甲斐国を治めるようになると甲州往還として長峰三里を超えるルートが整備され、同時に宿場町である「宍原宿」(ししはらしゅく)が築かれた。以降江戸時代には甲斐国への交易路かつ身延山参拝客で賑わいを見せている。

明治以降になると長峰三里を避ける形で国道52号が整備され、自動車が行き交うようになる。さらに新東名高速道路のインターチェンジが当地に設置されることが決まるとそれに前後して工業団地が造成され、清水港から山梨方面だけでなく新東名を介して各方面への物流の拠点としても整備されている。

歴史

  • 1889年明治22年)4月1日-旗本領であった宍原村が他5町村と合併し、小島村宍原となる。
  • 1961年昭和36年)6月29日 - 小島村が清水市に編入され、清水市宍原となる。
  • 2003年平成15年)4月1日 - 清水市が静岡市と合併し、静岡市清水宍原となり単独での宍原の字名が一度消滅する。
  • 2005年平成17年)4月1日 - 静岡市が政令指定都市に移行、静岡市清水区宍原となり宍原の字名が復活。

世帯数と人口

2018年(平成30年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
宍原 313世帯 615人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

番・番地等 小学校 中学校
全域 静岡市立清水宍原小学校 静岡市立清水小島中学校

交通

道路

路線バス

鉄道

宍原には鉄道が通っていない。清水区内の最寄駅は興津駅となるが、10km以上離れている。

施設

その他

日本郵便

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 静岡市の人口・世帯” (日本語). 静岡市 (2018年11月12日). 2018年12月11日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年12月8日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年12月11日閲覧。
  4. ^ 静岡市の町字名一覧(住居表示実施・未実施区域一覧)・静岡市の町界町名街区案内図” (日本語). 静岡市 (2018年3月27日). 2018年12月12日閲覧。
  5. ^ 静岡市立小・中学校通学区域表”. 静岡市. 2018年12月11日閲覧。
  6. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2018年12月3日閲覧 (PDF)


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