安達ケ原に関する和歌(例)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 15:29 UTC 版)
「安達ヶ原」の記事における「安達ケ原に関する和歌(例)」の解説
以下の和歌は、引用元のサイトより。 短歌収録歌集作者成立年代みちのくの 安達のまゆみ わがひかば 末さへよりこ しのびしのびに 古今和歌集 とりもののうた 900年代 陸奥の 安達ケ原の 黒塚に 鬼こもれりと きくはまことか 拾遺和歌集 平兼盛 1000年代 陸奥の 安達ケ原の 白真弓 心こはくも 見ゆる 君かな 拾遺和歌集 読み人しらず 1000年代 陸奥の 安達の真弓 ひくやとて 君にわが身を まかせつるかな 後拾遺和歌集 源重之 1080年代 知らざりし 安達の原の 仮寝にも 聲なつかしき ほととぎすかな 為忠家後度百首 藤原俊成 1135年頃 うらやまし 安達の原の 反り檀弓 そりはてましを 引き返しけむ 住吉百首 藤原俊成 1495年 おもひやる よその村雲 時雨れつつ 安達ケ原に もみじしぬらむ 新古今和歌集 源重之 1210年代 時雨ゆく 安達ケ原の 薄霧に まだ朽ち果てぬ 秋ぞのこれる 拾遺愚草 藤原定家 1230年代 朝まだき しのぶもぢずり うちはらひ 安達が原の 雪見るや誰 新勅撰和歌集 藤原清輔 1230年代 そなたより 霞やしたに いそぐらむ あだちの眞弓 春はとなりと 内裏百首 藤原定家 1215年頃 わがためは これや安達の 黒塚に 夕草わけて 人は入りにき 続拾遺和歌集 藤原行能 1250年代 陸奥の しのぶのたかを 手にすえて 安達の原を ゆくはたか子ぞ 夫木和歌集 能因法師 1310年代 これやさは 安達の真弓 今こそは 思ひためたる ことも語らぬ 風雅和歌集 三条院女蔵人左近 1340年代
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