安田流五行推命学とは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 03:04 UTC 版)
安田流五行推命学の最大の特徴は、安田靖考案の「五行図」の使用である。前述してあるようにこのことで二代目高木乗と袂を分かつた。この時期から正式に「安田流」を名乗るまでのおよそ20年、1990年代中期ごろまでにさまざまな改良が行われ現在の仕様に至っている。「五行図」は五行の相生・相克とバランスを図形的にあらわし、運の流れも簡便に見取れる工夫がなされている。五行推命の基本構造は、天干星の並び(組み合わせ)を表、五行のバランス(五行図)を裏として、総合的に命式の特徴を把握し、運命の深奥を読み解くことにある。従って、部分的な星に頼った判断はしない。以下に、その他の主な特徴を列挙しる。 天干星を重んじる。従来の四柱推命は地支を重んじていた。 変通星で敗財と劫財を分け、刑・沖・破・害は重んじない。 基本的に吉凶星(神殺)は極力排除。天徳星と羊刃のみを取る。 蔵干も取らない。代わりに地支による変通星を出している。 「裸の四柱推命」シンプルを旨とし、当たらないものは捨てる。 一日の区切りは、午前零時とし、節入時刻は取らない。しかし現在は少し方向性が変化している。 大運は各年運を取る。等々。 従来の推命では干と干、支と支など、点と点を結ぶが如くの煩雑な五行運用法であったが、五行推命では五行のバランスを俯瞰することに依って命式の本質を総合的に、誰もが一瞬で判断できるようになった。すなわち、主体性の星は何か、何が出たら良いか悪いか、中和する星は何か等、従って何が出たら良いか悪いかを従来の推命で謂う用神と喜忌の問題も容易に解決している。奥は深いが今後四柱推命を学んでいく初心者に取って間口は広いちなみに「安田式五行図」には著作権が存し、「五行推命」は商標登録がなされている。 この項目は、人物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:人物伝、Portal:人物伝)。
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