安政一分銀とは? わかりやすく解説

安政一分銀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 16:30 UTC 版)

一分銀」の記事における「安政一分銀」の解説

日米和親条約締結により安政6年1859年)に開港され外国人大使小判入手目的洋銀から一分銀への両替要求急増し貿易港周囲における市中一分銀払底したため、幕府対し一分銀の増鋳が要求された。しかし一分銀払底解消されず、また、天保一分銀の銀品位99%程度高く同量90%程度洋銀交換したのでは幕府損失を被るため、ハリスは、せめて洋銀一分銀改鋳して発行するよう提案し幕府もこれを受け入れ同年8月13日1859年9月9日)より洋銀同品位の一分銀通用開始されることになったただし、小判流出防止に対して何の効果もたらすものではなかった。このとき発行されたのが安政一分銀(あんせいいちぶぎん)であり、古一分銀対し新一分銀(しんいちぶぎん)とも呼ばれる裏面の「是」字の八画および九画が交差せず、側面仕上げが鑢(やすり)目となっているものが多いが、周囲桜花逆打ちのものの位置から判断する方が確実である。

※この「安政一分銀」の解説は、「一分銀」の解説の一部です。
「安政一分銀」を含む「一分銀」の記事については、「一分銀」の概要を参照ください。

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