学連選抜チーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/11 13:14 UTC 版)
浦 大地(うら だいち) 城南大学駅伝部主将、4年生。学連選抜チームのキャプテン。10区。 大学卒業後は実業団のチームに加わる予定。高校2年生の時に左膝を痛め、その後遺症で大学に入ってからも2年間を棒に振った。前年、アンカーとして10区を任されるが、失速し順位を大きく落とした。 山城 悟(やましろ さとる) 東京体育大学。9区。 予選会では別次元の走りを見せトップでゴールしたが、チームに足を引っ張られた。何につけても人の神経を逆撫でするような話し方をするが、マスコミの取材では打って変わって好青年を演じる。 1年生で山登りの5区に抜擢され、翌年は3区で登場、前年はエース区間と言われる2区で10人抜きをした。いずれの年も区間新記録を更新した。 門脇 亮輔(かどわき りょうすけ) 港学院大学陸上部4年生。5区。 浦とは高校時代(長野県)のチームメイト。一見すると不真面目と取られかねない飄々とした男。陸上はただのクラブ活動程度に思っており、卒業後は故郷に戻り、高校の教員になる予定。 朝倉 功(あさくら いさお) 東都大学理工学部1年生。3区。広島県出身。 松岡 真(まつおか まこと) 関東教育大学3年生。5区に抜擢されたが、合宿後に膝を傷め、出場を断念。 長崎 慶介(ながさき けいすけ) 千葉国際大学。1区。 庄野 明生(しょうの あきお) 多摩国際大学。2区。 池上 大輔(いけがみ だいすけ) 横浜大学。4区。 牧 勇人(まき はやと) 美浜大学。6区。 酒井 幸一郎(さかい こういちろう) 東京平成大学。7区。 夏目 隆二(なつめ りゅうじ) 浦和学園大学。8区。 吉池 幸三(よしいけ こうぞう) 美浜大学陸上部監督。監督歴30年。美浜大学が予選会で11位になったため、学連選抜チームの監督になる。 教え子にマラソンでオリンピックに出場した選手が複数いるため、オリンピックシーズンには「大学陸上界の名伯楽」と呼ばれるが、率いるチームを箱根駅伝本戦に出場させたことがなく、駅伝の季節になると「悲劇の名将」と呼ばれる。今年で定年を迎えるため、寄せ集めのチームに最後の希望を託す。 上野(うえの) 東都大学陸上部監督。学連選抜チームのコーチ。
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