学位取得の意義とその他の称号との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 17:00 UTC 版)
「学士(看護学)」の記事における「学位取得の意義とその他の称号との違い」の解説
学士(看護学)の学位取得の意義のひとつは、大学卒業資格と同等の学力を公に認められ、養護教諭など教育職員免許状を取得する際の基礎資格を得たり、大学院修士課程や専門職学位課程(専門職大学院)の受験資格を得ることができる点である。よって、短期大学で短期大学士の学位を得たり、高等専門学校で準学士の称号を得た者、専修学校を修了し専門士の称号を得た者が大学に正規学生として編入学したり、大学の科目履修生として所定の単位を取得した後に独立行政法人大学評価・学位授与機構にて学士の学位を目指すというキャリアコースも一つの選択肢となっている。尤も、近年は専門学校でも4年制の専門課程を修了して高度専門士の称号を得た場合でも大学院修士課程、専門職学位課程への受験・入学資格を得ることが可能である。但し、学士(看護学)や短期大学士は学校教育法の定めによって国際通用性が認められた学位として位置づけられていることから海外でも学歴として通用するが、準学士は学校教育法に定めを置くものの称号として位置づけられており、高度専門士及び専門士は文部科学省の告示で定められた称号であることから、学歴として国際通用性が担保されていないなどの相違がある。
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