妙音寺・眼病治癒 片目のフナ伝説
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「一之江境川親水公園」の記事における「妙音寺・眼病治癒 片目のフナ伝説」の解説
医王山不動院・妙音寺(みょうおんじ)江戸川区一之江5丁目8番20号。建久元年(1190年)秀栄が開山した真言宗豊山派の寺院。江戸名所図会にも載っている。本尊は木造十一面観音立像、春日仏師作のビンズル尊者像も祀る。境内の薬師堂でも春日仏師作の薬師如来を祀るが、この薬師には祈願すると眼病が治る片目のフナ伝説がある。眼病の娘が21日間の願掛けで目が治り、お礼に池に放ったフナがみな片目になったという伝説があり多くの祈願者が訪れた。本堂内陣の脇壇にある木造阿弥陀三尊像は江戸川区指定有形文化財。中尊の阿弥陀如来坐像は平安時代後期のもの、脇侍の観音菩薩立像と勢至菩薩立像は南北朝時代に造立されたとみられる。
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