太気拳の立禅のやり方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/24 02:30 UTC 版)
立禅は早朝、自然の中で行うのが良いとされる。自然の中で土や木々のエネルギーを取り込み、風を全身で感じ取ることで立禅の効果は高まるとされる。 心を穏やかに保ち呼吸は自然に。 中腰になる。高い椅子に腰掛けるように。 かかとを少し浮かし足親指の付け根に重心をかける。 両手で大きなボールをかかえるように円をつくる。 手の指全体がつながっているような感覚。 頭は天から吊り下げられている感覚。 脚は地面の中に埋まって根を張っている感覚。 自らが中心であることを意識する。 顎は玉を挟むような感覚。 目は軽く開きやや上の方を観る。 意識を遠くに放つ。 耳はわずかな物音にも反応する。 上記の姿勢を20~30分続ける。もっとも、下限も上限もないので続けるか否かは個人の判断による。 終了させる場合は急に止めるのではなく、揺りに移行して体をほぐしてから終了させるのが望ましい。 なお、立禅には馬歩勢、半歩勢などがある。
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