天かすを卵でとじたたぬき丼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 04:02 UTC 版)
「たぬき丼」の記事における「天かすを卵でとじたたぬき丼」の解説
天かすとたまねぎなどを卵でとじて白飯にのせた「たぬき丼」は、天かす入りの玉子丼と考えれば理解しやすい。主に首都圏の蕎麦屋などで親しまれている。 著作家の東海林さだおは、東京都渋谷区内の蕎麦屋で、このたぬき丼を食べた体験を自著『ゴハンの丸かじり』で紹介している。東海林は、汁を吸った揚げ玉と卵の食感、それらの具と飯の調和を「美味」と評価する一方で、食べ慣れている親子丼やカツ丼と比較し、衣の中身が無いことに多少の寂しさを述べている。また、たぬき丼を注文した際、周囲の客が誰も関心を示さなかったことから、東海林はたぬき丼を、東京の蕎麦屋ではごくありふれたメニューと見ている。 テレビ西日本のローカル情報番組『ももち浜ストア』では、2016年(平成28年)8月の放送で、蕎麦屋の賄い料理として紹介されている。 NHKで簡単な料理を紹介する料理番組『きょうの料理ビギナーズ』でもレシピが紹介されており、揚げ玉のコクと卵の旨味が評価されている。
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