大麻所持事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 14:19 UTC 版)
詳細は「大相撲力士大麻問題」を参照 2008年8月18日、財布の中に大麻入りのたばこを所持していたとして大麻取締法違反で逮捕された。現役幕内力士の逮捕は史上初の出来事であった。その後8月21日に日本相撲協会は緊急理事会を開き、同日付での解雇が決定された。20歳1ヶ月での引退は関取経験者では実力本位で番付が掲載されるようになった明治以降では最年少。9月12日、初犯であったことや解雇によって社会的な制裁を受けたことが考慮され起訴猶予処分となった。 若ノ鵬は同年10月27日の『週刊現代』の取材に対し、逮捕前日(8月17日夜)に栃ノ心と黒海と自身の3人で大麻を吸引したと話した。記事によると、同日に都内のロシア料理店で偶然会った栃ノ心と幕内黒海の運転手(ジョージア人)と食事をした後、元若ノ鵬が在籍していた間垣部屋の個室へ移動して3人で1本の大麻を吸引したとしている。若ノ鵬は「栃ノ心はグルジアにいたころから吸引していると自ら話していた。大麻を買うために一緒に渋谷に行こうと誘われた」と主張し、このような告発に踏み切った理由は「逮捕されてから一方的に関係を切ろうとしている」「手紙を人を介して渡しても連絡がない」ことであるという。一方で栃ノ心は「あいつはウソばかり言っている」と疑惑を全面否定した上で「あいつとは仲がいいわけでもない。間垣部屋(個室)にも行ったことはあるけど、DVDを借りたりしただけ」と若ノ鵬の主張に強く反論し、名誉を守るための法的手段も辞さない構えをみせた。
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