大陸軍の情報宣伝と徴兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/14 15:05 UTC 版)
「セントジョンズ砦包囲戦」の記事における「大陸軍の情報宣伝と徴兵」の解説
9月8日、スカイラーはイーサン・アレン(セス・ワーナーからグリーンマウンテンボーイズの指揮者を解任されて以来志願兵として行動していた)とジョン・ブラウンを派遣して、大陸軍が到着していることを知らせ、カナダ住民をイギリス支配の束縛から解放するつもりであることを宣言する回状を配らせた。アレンとブラウンはセントジョンとモントリオールの間にある教区を回り、そこでは歓待されて地元民の護衛まで提供された。地元の穀物商であるジェイムズ・リビングストン(モントゴメリーの妻の親戚だった)がシャンブリー近くで地元民兵隊の立ち上げを始め、最終的に300名近い部隊になった。 アレンはコーナワガ族の集落も訪れ、そこでは住民が中立を保つ保障を引き出した。コーナワガ族はこれまで情報戦争の対象となっており、イギリスのインディアン代理人ガイ・ジョンソンは、イロコイ族の他の部族と同様、アメリカ側に対して武器を取って立ち上がるよう彼らの説得に努めていた。しかし、スカイラーは8月にイロコイ族の大半と交渉して中立を保つという合意を得ていた。この合意の報せが9月10日にコーワナガ族の集落にも届いた。カールトンとジョンソンがこのことを知ると、ジョンソンはダニエル・クラウスとジョセフ・ブラントを派遣してコーワナガ族の決心を変えようとした。しかしその懇願も拒絶された。
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