大量消費型大衆文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 03:17 UTC 版)
「ハニートラップ」の記事における「大量消費型大衆文化」の解説
20世紀・21世紀の大量消費型大衆文化においては、女性の色仕掛け一般を指すようになっている。 イギリスのスパイ小説が原作のジェームズ・ボンド・シリーズ(『007』シリーズ。1953年初出)では、ハニートラップを用いるヒロイン、いわゆる「ボンドガール」が頻繁に登場する。また、アルフレッド・ヒッチコック監督のアメリカ映画『北北西に進路を取れ』(1959年公開)では、イヴ・ケンドール(演者:エヴァ・マリー・セイント)が主人公ロジャー・ソーンヒル(演者:ケーリー・グラント)にハニートラップを仕掛ける場面がある。 漫画原作の『ルパン三世』シリーズ(1967年〈昭和42年〉初出)の主要登場人物である峰不二子は、情報戦にも長けた泥棒としては本来の意味で対象者を罠に嵌めようとし、主人公ルパン三世の恋人としては派生した意味のほうで男心を翻弄するという形で、美女の魅力をキャラクター・アビリティーとして存分に活かしている。 漫画原作の『GUNSLINGER GIRL』(ガンスリンガー・ガール。2002年〈平成14年〉初出)のアレッサンドロとロッサーナや、コンピューターゲーム『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(2004年〈平成16年〉発売)のEVAは、ハニートラップの達人と言えよう。漫画原作の『内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎』(2003年〈平成15年〉初出)でもハニートラップの描写が見られる。日本のテレビドラマ『ハニー・トラップ』(2013年〈平成25年〉放映)は、産業スパイによる情報漏洩問題を題材とした社会派アクションサスペンスドラマであり、ハニートラップを仕掛ける数人の美女・悪女が登場する。
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