大豊ビル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:14 UTC 版)
1964年(昭和39年)に完成した。3階建(一部の建物は増築して4階建)の9棟からなる。商店街組合に加盟する個人が1階から3階までを縦割りで所有しており、1階は店舗に、上階は住居に使用されている。364メートルの大豊商店街は建物の1階部分に59店舗が連なっており、2014年(平成26年)時点ではこのうち約40店が営業を続けている。2013年(平成27年)時点で所有者の多くは70歳以上である。 間取りは間口が4.5メートル、奥行きが8メートル。トイレが2階以上にしかなかったり、1階の店舗部分に階段があるなど、店舗部分と居住部分の境界が曖昧なことで、テナントの進出が進まずに空き店舗の増加につながった。 豊橋の象徴的存在の花火を売る花火店は3軒が営業しており、小鳥店や蜂蜜専門店、たばこ専門店や駄菓子店などがある。賃貸料が安価なため、近年に開店した店舗にはレコード店、複数の若者向けブティック、ラーメン店、家具店やクラフトビール専門店などがある。
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