大王の剣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/13 05:01 UTC 版)
「修道女フィデルマの叡智」の記事における「大王の剣」の解説
(ハイ・キングのつるぎ)、The High King's Sword 〈黄色疫病〉(イエロー・プレイグ)の蔓延により、多数の死者が出、連王として大王の位に即位していた二兄弟も相次いで崩御した。タラの〈大集会〉で次期大王に承認されたのは亡き王の息子、シャハナサッハだった。だが、即位の儀式に必要な王家伝来の宝剣“カラハーログ”が盗まれ、儀式を執り行うことができずにいるという。疫病の蔓延で国民が疲弊する中、古来からの伝統を守ることが出来なければ、新たな大王の統治の不吉な幕開けの象徴と取られかねない。大王位を狙っていたシャハナサッハの従兄・アリールが聖堂にいるところを目撃され、独房に監禁されているとのことだが、宝剣は未だに見つかっていない。フィデルマは、翌日に執り行われる即位の儀式までに宝剣を見つけ出すことができるのか。 コルマーン タラの大修道院長。アイルランド五王国の全王侯や族長たちが集う〈大集会〉で信仰上の顧問官を務める高僧。ローマ派の信奉者。 シャハナサッハ アイルランド五王国を統べる大王。黄色疫病で亡くなった大王(兄)の子息。 オルナット シャハナサッハの妹。 アリール・フラン・エッサ シャハナサッハの従兄。30代半ば。20年前に大王だったドナル・マク・エードの王子。ターニシュタ(王位継承予定2位)。 ケルナッハ・マク・ディアルムィッド シャハナサッハの従弟。 コンガル、エルク 大王護衛隊の護衛兵。聖堂の警護をしていた。空の櫃の側にいたアリールの身柄を捉えた。 ロガラッハ 修道士。
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