大東亜縦貫鉄道の検討ルート
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「大東亜縦貫鉄道」の記事における「大東亜縦貫鉄道の検討ルート」の解説
1942年(昭和17年)に作成された報告書である「大東亜縦貫鉄道に就て」では、以下のような路線建設を構想として上げていた。 第1縦貫鉄道群(東京~昭南島間) 東京 - 下関 - 釜山 - 奉天(現:瀋陽) - 天津 - 北京 - 漢口 - 衡州 - 桂林 - 柳州 - 南寧 - 鎮南関 - ソムクック - タケク - クンパワピー - 盤谷 - パダンベーサー - 昭南島(現:シンガポール) 天津から南京を経由する、1の別線 長崎より航路で上海に出て、1に合流するもの 第2縦貫鉄道群(1縦貫鉄道の支線) 盤谷 - バンボン - タンビサヤ - ラングーン(現:ヤンゴン) - キャンジン - チッタゴン …・一部は、軍用の泰緬鉄道として完成した 長沙 - 常徳 - 昆明 - ラシオ - マンダレー - チッタゴン 第3縦貫鉄道群(日本の同盟国であるドイツとの連絡) 東京 - 下関 - 釜山 - 奉天 - ハルビン - 満州里 - イルクーツク - モスクワ - ベルリン(シベリア鉄道経由) 東京 - (神戸ないしは門司) - 天津 - 張家口 - 包頭 - 粛州 - 安西 - ハミ - カシュガル - カーブル - バグダード - イスタンブール - ベルリン(前述した、中央アジア横断鉄道計画の具体化) 東京 - (長崎) - 上海 - 昆明 - ラングーン - カルカッタ(現:コルカタ) - ペシャーワル - カーブル - バグダード - イスタンブール - ベルリン
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