大木家の民俗資料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/30 13:41 UTC 版)
大木家資料のうち民俗資料は1999年(平成11年)に一部整理が行われ、2011年(平成23年)8月に本格的な整理が行われ、目録が作成された(目録は『おふどうと名乗った家 豪商 大木家の350年』展図録に収録)。 大木家の民俗資料は1865件9849点を数え、喬命・喬策時代の明治時代以降の資料が大半を占める。呉服店を営んでいたことから特に多いのが布製品で、売り物であった反物や端布、店員用の半纏や法被、旗などの備品や古着、店の奥の家庭生活で使用された布団、座布団など残存しにくい布製品を多く伝えている。 布製品以外では店で用いられた印鑑や木箱、行李・葛籠などの容器類、看板、和裁用品、調度類など生業関係資料が多く残されている。 また、富裕層であった大木家の特徴を示すステレオスコープなどの趣味・娯楽に関する資料や、雛人形、武者人形など家族のくらしを示す資料も残されている。
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