大学の拡充と学外交流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 06:09 UTC 版)
「都留文科大学」の記事における「大学の拡充と学外交流」の解説
1960年(昭和35年)の4年制移行時は初等教育学科、国文学科の2学科でスタートし、1963年(昭和38年)に英文学科を設置した。長らくこの3学科のみであったが、社会の変化に対応するために1987年(昭和62年)に社会学科、1993年(平成5年)に比較文化学科を増設し、現在は5学科、大学院5専攻、約3000人の学生を擁するまでになった。またそれらの学科増設に対応するためにも新講義棟(現2号館)、3号館、新附属図書館の建設など、設備面も逐次拡充を行ってきた。さらに、創立60周年事業の一環として国際交流会館を音楽研究棟横に建設したほか、隣接する南都留合同庁舎の敷地へのキャンパス拡大も計画されている。 その一方で国際化への対応から、学外交流への道も開拓され、1995年(平成7年)に中華人民共和国・湖南師範大学と交換留学協定を締結し、1998年(平成10年)アメリカ合衆国・カリフォルニア大学と学術交流協定を締結し、どちらも交換留学することができる。さらに協定校留学として2007年度(平成19年度)よりアメリカ合衆国・セント・ノーバート大学(英語版)での語学研修プログラムを開始した。そのほかにも海外語学研修があり、学外交流は増えつつある。 国際関係について:1978年(昭和53年)最初の国際的な接触は、当時当大学学生の阪口正則(退職・和歌山県立神島高等学校校長)が、彼と一緒に滞在し、キャンパスを見学するアジア系アメリカ人の友人を招待したときに生まれた。これは、多くの学生に国際関係に大きい関心を巻き起こした。
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