夜行列車の世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:12 UTC 版)
「ヤミと帽子と本の旅人」の記事における「夜行列車の世界」の解説
皇 蓉子 声 - Pomeranian 『無幻飛行』からの出張。未発売。この作品のみ本作以外で一切言及されたことがない。 ある極秘任務を帯びて夜行列車へと乗り込んだ、男装の麗人。肩書きは一応某国大使館の二等書記官という立場ではあるが、極めて高い戦闘能力からその扱いは武官に近い。義勇を重んじる武人肌である一方、一般常識は欠落気味。水戸藩士の娘なのだが実家は現在失墜している最中で、それを取り戻すために日々奔走している。 眼元が鋭いため、強い精神を持っていると思われがちだが、根っこは従順で気弱。 劇中では軍の隊長から列車に爆弾を仕掛けたテロリストの疑いをかけられた上に、尋問と称してワイセツ行為を受ける。 サイガ 夜行列車の中で蓉子と出会う、怪しげな自称宝石商にして、夜行列車の世界におけるこげの依代。基本的にこげが憑依出来るのは死体や人形といった魂を持たない器だけであるが、彼の場合は仮死状態になった際に憑依されたらしい。こげが憑依している間は肉体に二人分の人格が共存している状態で、サイガがその気になれば肉体の主導権を取り戻すことも容易いようである。 ひょんなことから蓉子に協力することになり、彼女の天然気味な性格に突け込んで色々好き勝手を働くが、何だかんだで結果的には蓉子の為に行動している。
※この「夜行列車の世界」の解説は、「ヤミと帽子と本の旅人」の解説の一部です。
「夜行列車の世界」を含む「ヤミと帽子と本の旅人」の記事については、「ヤミと帽子と本の旅人」の概要を参照ください。
- 夜行列車の世界のページへのリンク