夜行列車の再編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 09:46 UTC 版)
「フランス・ドイツ間の国際列車」の記事における「夜行列車の再編」の解説
第二次世界大戦後、パリ - コペンハーゲン間(ワルシャワ、モスクワへの直通客車を含む)の列車となっていた北急行は1985年にフランスへの乗り入れを中止した。代わってヴァイキング急行 (Viking Express) が夏期のみパリ - ストックホルム間を直通したが、この列車も1996年に廃止された。 2001年夏にはオリエント急行がパリ - ウィーン間に短縮されるとともに、種別をユーロナイトに変更した。同時にパリ - ハンブルク間の夜行列車がドイツ鉄道のナハトツーク (NachtZug) となり、2002年冬にはパリ - ベルリン間、パリ - ミュンヘン間の夜行列車もナハトツークとなった。 2007年夏、オリエント急行はストラスブール - ウィーン間に短縮され、ストラスブールでTGVと接続するようになった。またこのときパリ - フランクフルト間の夜行急行列車が廃止された。同年冬、ナハトツークはシティナイトラインと統合され、パリとハンブルク、ベルリン、ミュンヘンを結ぶ夜行列車3系統はシティナイトラインとなった。 2008年冬にはパリ - ハンブルク間のシティナイトラインが廃止され、パリ - ベルリン、パリ - ミュンヘン系統はパリ東駅発着、ザールブリュッケン経由となり、パリ - マンハイム間は併結して運行されるようになった。そして2009年12月にはオリエント急行が廃止された。
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