外国語の日本語表記が行われる場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 19:57 UTC 版)
「外国語の日本語表記」の記事における「外国語の日本語表記が行われる場合」の解説
近世以前に伝来した語彙を除くと、外国語の日本語表記が行われるのは、日本語の文書において、外来語や外国の人名・地名といった固有名詞等を表記する場合が最も多い。 また、国際音声記号等を解さない外国語学習者が発音を容易に理解できるように、初学者向けの教科書や辞書などにおいては外国語の発音を日本語で表記しているものがある。[l]音を「る」とひらがな表記にしたり、拡張カタカナも採用されている教科書や辞書もある。 日本語に慣れ親しんだ外国語使用者によって、外国語が日本語で表記される場合もある。例えば、在日韓国・朝鮮人の朝鮮語(在日朝鮮語)は、音韻や文法に日本語の影響を強く受けるとともに、日本語からの借用語彙も多く、カタカナを用いて表記される場合もある(詳細は、在日朝鮮語参照)。アイヌ語は、独自の表記体系を有さないためカナ表記が試みられており、日本語にない閉音節等の発音を表記するための拡張カタカナも考案されて、JIS X 0213で規格化されている(詳細は、アイヌ語#文章参照)。
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