夏目家(現、苑宮家)親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 17:04 UTC 版)
「アスラクライン」の記事における「夏目家(現、苑宮家)親族」の解説
苑宮 和葉(そのみや かずは) 主人公の実母が再婚した現父方の実娘で智春の義妹となる。射影体を認識できる(本人曰く、祖母の遺伝)数少ない一般人。14巻ではもう一人の主人公。 実は数年前に偶然出会った智春に助けられたことがあり、その一件から彼に恋心を抱いていたのだが、智春の方はそのことを覚えていなかったようである(正確には、このとき和葉が出会った智春は"神"を破壊後、過去へ飛んだ後の智春であり、その時点では智春(過去に本来存在する智春)はまだ和葉と会ったことがなかったため、和葉のことを知らない)。智春と食事会で2人になった際に緊張のために話せなかったことを、智春が誤解してしまったことが、彼が1人暮らしを始める原因となった。 智春と接触するときは、なぜか智春と親しい女性が智春と一緒にいることがほとんどで、途端に智春への態度が冷淡になってしまうため、智春には未だ嫌われていると思い込まれている。 射影体らしき少女を引き連れているようで、洛高入学前日に彼女が奏から謎のトランク(継ぎ目のないトランクではあるが、イクストラクタであるか否かは不明である)を受け取るところで本編は一区切りしている。 義兄と同じく不幸体質であり、その都度よく「うう……」と呻いている。入学式に壮大に遅刻し、悪魔とその関連人物達に色々と振り回された後、ようやく兄が所属していた科學部にたどり着く。そして、智春と操緒をこの世界に戻す作戦会議を始めるところでこの話は終わっている。 アニメ版では登場しない。苑宮 咲華(そのみや さいか) 和葉が「もう一人の人格」と呼ぶ、射影体と思しき少女。 その正体は、一巡目の世界における和葉の双子の姉で機巧魔神・玻璃珠の演操者。しかし二巡目の世界で彼女は誕生せず、魂だけが和葉の肉体に宿る形になった。つまり射影体ではない、"本物の幽霊"。二巡目の世界で生まれてこなかった代償として一巡目の記憶を受け継いでいるため、悪魔や機巧魔神に関する知識は豊富。 苑宮 久沙子(そのみや ひさこ) 旧姓夏目。智春の実母。智春が幼い頃に夫を亡くしており、女手一つで直貴と智春の2人を育てた(ことになる)。第1巻以外に登場が無く、名前はアスラクライン・Pで登場。職業は看護師。息子(たち)の奇行にも我関せずの大人物(すでに慣れてしまっているだけなのかも知れないが)。
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