堪忍袋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/14 08:34 UTC 版)
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『堪忍袋』(かんにんぶくろ)は、落語の演目。益田太郎冠者が、初代三遊亭圓左のために[要出典]書き下ろした新作落語である[1]。
喧嘩を防ぐために「堪忍袋」と名付けた袋に不平や怒りの言葉を発して対面では笑顔で過ごす夫婦を描く。
3代目三遊亭圓馬から3代目三遊亭金馬に伝わったとされる[1]。『三遊亭金馬集』の「演目解題」によると、金馬は圓馬から教えられた内容を失念したため、この演目を演じていた3代目春錦亭柳桜から改めて教えられたという[2]。
あらすじ
※以下、東大落語会編『落語事典 増補』掲載の内容に準拠する[1]。
夫婦げんかの仲裁に入った人物が、立腹のために損をしたり、瓶の中に気に入らないことを話して周囲には笑顔で対応して成功した人物のことを聞かせた上で、「堪忍袋」を作ってその中に気に食わないことを話すよう諭す。それを受けて妻は「堪忍袋」を縫い上げ、夫はそこに不平をぶちまけてから笑った。それを見た妻も同じ袋を口に当てて嫌なことを怒鳴ると笑顔に戻った。訪れた隣家の者がそれを聞いて「自分にも」とやはり袋に妻への不満を話して帰った。
その夜、酔っ払った大工が訪れ、仲間への悪口を言いたいからと袋にしゃべったところ、堪忍袋の緒が切れて、それまでたまっていた悪口があふれ出した。
バリエーション
本来の落ち(サゲ)は、袋の緒が切れたところで大工を張り倒して「堪忍袋の緒が切れた」と言う形だった[1]。
脚注
- ^ a b c d 東大落語会 1973, pp. 133–134.
- ^ 三遊亭金馬集 1970, p. 375, 吉田章一「金馬について 演目解題」.
参考文献
堪忍袋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 08:24 UTC 版)
「堪忍袋」とは、人が怒りを我慢できる心の度量を袋にたとえた慣用表現。「堪忍する」とは、許したり、我慢したりすること。「堪忍袋の緒が切れる」ということわざも残る(「緒」とは、袋の口を締めるひものこと。「尾」ではない)。また、布袋が背負っている袋をそう呼ぶ慣習がある。 上記のことわざに基づいた落語『堪忍袋』がある。
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堪忍袋
「堪忍袋」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はできる限り辛抱してたが,ついに堪忍袋の緒が切れた
- その母親は子どもに堪忍袋の緒が切れた。
- 私の堪忍袋の緒が切れました。
- 私は冷静でいようとしたが、とうとう堪忍袋の緒が切れた。
- 私の堪忍袋の緒が切れた。
- 堪忍袋の緒が切れる。
- もう我慢できん。堪忍袋の緒が切れた。
- ただでさえ奴は普段から仕事に遅れて来るくせに、酒まで飲んで来るなんて堪忍袋の緒が切れた。もう会社を辞めてもらうしかない。
- 我慢の極限に達する, 堪忍袋の緒(お)が切れる.
- それではどんな聖人でも堪忍袋の緒が切れるだろう.
- 私は堪忍袋の緒が切れかけている.
- あの男には, もう堪忍袋の緒が切れた.
- 堪忍袋の緒が切れた
堪忍袋と同じ種類の言葉
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