在位25周年
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「在位25周年記念式典(英語版)」、「イギリスにおける権限委譲」、および「北アイルランド問題」も参照 1977年の在位25周年を迎えると、女王は国内およびコモンウェルス各地を巡幸した。6月6日に全国でかがり火がたかれ、翌6月7日に記念礼拝が行われた。 また、一連の式典に先立つ5月に行われた女王演説では、権限移譲(devolution)を求める世論を念頭に、連合王国が一体であることを明確に呼びかけた。しかし、1979年8月27日、IRA暫定派によりルイス・マウントバッテン卿が暗殺された。マウントバッテン卿は王室への影響力を持とうとして女王やエリザベス王太后との関係が悪化していた。一方、チャールズ王太子の祖父代わりであった面もあり、暗殺事件に際してチャールズは人目をはばからず涙を流した。 落胆するチャールズは、マウントバッテン卿の件で意気投合したダイアナ(第8代スペンサー伯爵エドワードの三女)と短い交際期間の後、1981年2月に婚約を発表した。女王も、かつて侍従だったスペンサー伯爵の令嬢であり、不満はなかった。二人は同年7月29日にセント・ポール大聖堂で婚礼(英語版)を挙げた。 1977年5月13日、ロンドンサミット後、カーター米大統領・福田赳夫日首相ら主要国要人と女王夫妻、王太后 1978年6月、訪英したチャウシェスク羅大統領夫妻と女王夫妻
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