土曜ワラッター!とは? わかりやすく解説

土曜ワラッター!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 05:04 UTC 版)

土曜ワラッター!
ジャンル バラエティ番組
放送方式 生放送
放送期間 2006年10月7日 - 2016年3月26日
放送時間 毎週土曜 18:05 - 23:30(325分)
放送局 青森放送(RABラジオ)
パーソナリティ 橋本康成野坂真理
出演 水戸華之介今泉泰幸
上中丈弥、SO-TA
近江陽一郎(不定期)
プロデューサー 橋本康成
ディレクター 葛西保、皆川歩
特記事項:
放送開始 - 2007年3月は19:00 - 23:30、同年10月 - ナイターオフ期間は18:05 - 23:30
(土曜のナイター廃枠により、2010年4月からは通年でこの時間の放送になる)。
今週のどんだんず」を内包(22:50 - 23:05頃)。
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土曜ワラッター!』 (どようワラッター!)は、2006年10月7日から2016年3月26日まで青森放送(RABラジオ)で放送されていたラジオ番組

概要

2006年10月7日に放送開始。かつて放送されていた「金曜ワラッター!」(橋本時代)の1995年3月以来、11年半ぶりの復活版である[1]

放送時間は2007年10月から、18:05 - 23:30。金曜時代は25:00まで放送していたものの、ニッポン放送製作の「オールナイトニッポンサタデースペシャル」をネットしている関係上、日付は跨がないが、同年10月の改編で放送時間が5時間25分になり、ナイターオフ時の金曜ワラッターとほぼ同じ放送時間となった。なお、2012年9月で昼間に放送されていた長時間番組の「サタデー夢ラジオ」が終了した為、RABラジオのワイド番組では、最長時間の番組となった。

かつてのワラッター同様、親近感を出すためリスナーには敬称をつけない(一部例外あり)。

2015年12月26日放送分にて、2016年3月26日での番組終了を発表。9年半の歴史に幕を下ろし、「土曜はDON」(20:00 - 22:00に縮小)に引き継がれた。

放送時間

全て毎週土曜の放送。

ナイターイン・オフ共通
  • 2010年4月 - 放送終了 / 18:05 - 23:30
プロ野球ナイターオフ期間中(10月 - 翌年3月)
  • 2006 - 2007年 / 19:00 - 23:30
  • 2007 - 2008年・2009年 - 2010年 / 18:05 - 23:30
プロ野球ナイター(RABゴールデンナイター)放送期間中(4月 - 9月、2007年 - 2009年)
  • 21:00 - 23:30(ただし、21:00 - 21:30の間はナイター中継の放送を優先させるため、中継延長時は終了次第放送。試合が21:26まで終了しない場合は中継を打ち切って放送を開始)
    • なお、「RABゴールデンナイター」が定時(21:00)で終了する場合は、20:59.30からステーションブレイクが存在するが、この枠では当番組の予告を放送している為、実質ステブレ無しで接続していた。
    • 2010年度から「RABゴールデンナイター」で土曜日のキー局を担当するTBSラジオJRN)が聴取率低下や週末のデーゲーム増加の影響を受け、土日のナイターを原則中継しないとしたことから、同年4月以降もこれまでのナイターオフと同様の時間で放送することになった。
    • なお、プロ野球球団を持つ地域の放送局以外で、2009年まで土曜日のJRNナイターを放送していた大半の放送局は、2010年のシーズンから「文化放送ホームランナイター」(文化放送NRNナイターへのネットチェンジ)か、TBSラジオ発の定時番組の何れかをネット(一部の放送局を除く)するという流れになったが、RABラジオではどちらもネットせず、当番組を引き続き放送している。

出演者

レギュラー

  • 橋本康成
    • 金曜ワラッター!初代パーソナリティーで、プロデューサーも兼任。レギュラー番組を担うのは深夜テレビ番組「Harvest」の終了以来8年ぶり。
  • 野坂真理(カラ・マーリー)
    • 番組開始 - 2008年1月12日は「一升炊き」名義で出演。リスナーによる新芸名投票により、翌週放送分から現在の芸名となる。「ワラッター」シリーズおよび「どんだんず」への参加は、当番組が初。

上記2人は1980年代末期に放送していたテレビの深夜ローカル番組「木曜なんだわけ天国」以来の共演。この2人に加え、以下のメンバーがパーソナリティとして加わる(ただし、出演は不定期)。

準レギュラー

  • 水戸華之介(元アンジー
    • 「金曜ワラッター!」時代からの出演。
  • 今泉泰幸スキップカウズ
    • 通称:イマヤス。演歌歌手「ナッツ玉光」としても活動をしている。2008年、リスナーの協力により出来たシングルCD「男どアホウ松竹梅」を青森限定で発売(現在はカラオケで歌えるようになっている)。第二弾シングル「あやまっちゃえよ」も完成しているが番組内で稀にオンエアされるだけで、CD化の予定はない。また、自らの意思と無関係に別の芸名[2]を付けられるなど、橋本から度々弄られている。2014年の時点では「イマコップ」、2015年の時点では「半魚人」となっており、番組HP上でも本名では紹介されていなかった。しかし、同年11月半ばからはきちんとした名前で表示されるようになった。顔写真は5月に撮影した半魚人姿のままなのだが、これは本人の希望によるものである。
  • 上中丈弥(THEイナズマ戦隊
    • 2009年10月からレギュラーとして加わることが決まったものの、なかなか青森まで来ることが出来ず、番組初登場が約2ヶ月遅れの11月28日放送分となった。
  • SO-TA
    • 2012年10月13日放送分から出演。仙台を拠点とする音楽事務所ノーダウトトラックス所属のソロアーティスト。ソロアーティストのレギュラー参加は今泉以後のメンバーでは初。
  • 近江陽一郎D-BOYS

過去のレギュラー

  • 小西透太(サクラメリーメン
    • 2008年4月から出演していたが、2015年5月をもって番組を卒業。

不定期レポーター

  • けんずろう(野坂の夫、番組開始当初は「一斗缶」を名乗っていた。現在は野坂の芸名にあわせ「ソト・マーリー」で出演している。)
  • 成田洋明
  • 桒子英里(肉雄ワールドカップ2010公式チアリーダー。なお当番組内では何故か「くわ・えりこ」と呼ばれている)

スタッフ

  • プロデューサー - 橋本康成
  • ディレクター - 葛西保(番組では「肉雄」の名で活躍)、皆川歩
  • アシスタントスタッフ - 木村治由(元マニ★ラバ)他

番組内容

生放送につき進行は流動的であるが、ゲストの都合や、ワラッター7の企画遅延等により時間が押したり短縮する事がある。 又、以下は2015年4月現在の流れである。

18:05:オープニング

  • 出演者もしくは準レギュラーによる前説の後、「LIVE FROM RAB[3]、土曜ワラッター!」のタイトルコールで番組開始。

18:10 - 18:30頃:Music goes on[4]

  • 番組セレクトの楽曲(新旧問わず)もしくは準レギュラーの新譜を紹介。
  • 又、合間を縫ってリスナーからのメッセージが読まれることもある。

18:30 - 18:50頃:映画大王

  • 青森市の映画館「シネマディクト」の社長・谷田恵一を迎えて、今週上映される映画についてトークする。橋本・谷田両人の好みなのかマイナー系やB級の作品が紹介されることが多い。

18:50 - 18:55頃:映画音楽BEST1億

  • 橋本が選曲した映画音楽が紹介される。

19:00:ワラッター7

  • 企画コーナー。ワラッター9と同じく内容は毎週変わる。この時間にはスポンサーはついておらず、CMも一切入らない。

20:00 - 20:25頃:鈴木勝大「どうするの?かっちゃん!」

  • 俳優の鈴木勝大を迎え、2013年11月から始まったトークコーナー。収録は橋本と共に東京で行われ、一ヶ月分を事前に収録したものを放送するスタイルを取っている。

20:40頃:Hey!らっしゃい!ネタ三昧

  • 2011年10月より開始した投稿コーナー。大喜利よろしく月替わりでお題を提示し、それにあったネタの投稿を募る。2012年からはリスナーの電話参加企画(しりとり対決、ダジャレ合戦など)も行われるようになった。

21:00:ワラッター9

  • 企画コーナー。内容は毎週変わる。ゲストを迎えてのトークなどもこの時間帯で放送される。以前は単発の「胸キュン!マジメール」などの企画もあった。ローソンの一社提供で生CMもある。

22:00:アイモコのおきなわ~!

  • アイモコの二人が沖縄より電話出演。「モコ婆の人生相談」のコーナーなど。

22:30:どんだんずパラダイス

  • パート1「びっくり★DONDON」
    • 事前に出したお題にあったメッセージを紹介。尚寄せられたメッセージは、番組中紹介する。
  • パート2「今週のどんだんず」(詳細は当コーナーの頁を参照)。
    • 金曜ワラッター時代のスポンサーだった日清食品もスポンサーとして復帰。冒頭で出演者が試食をする生CMがある。ちなみに、当コーナーの優秀賞の商品は、「カップラーメン6食分」である。[5]

23:23頃:エンディング

  • リスナーからの当日放送の総括が読まれた後、次回放送分のゲスト、テーマ紹介などが行われる。

過去のコーナー

歌え!シンプルハメロメロメロ
  • 番組が提示した短いメロディーの歌詞をリスナーから募集し、橋本が歌唱する投稿コーナー(出演時に限るが、小西など準レギュラーやゲストが歌唱することもある)[6]。メロディーは「シンプルメジャー」(メジャー調)、「シンプルマイナー」(マイナー調)の2種類が提示され、月単位で変わる[7]。2008年10月の開始当初はナイターオフ時は「どんだんずパラダイス」後の23:00過ぎに、ナイターシーズン中は「どんだんずパラダイス」のパート1で放送していた[8]が、2010年4月 - 2011年9月の終了までは20:40頃からの放送に移行した。
肉雄のコーナー
  • 番組ディレクター・肉雄(本名:葛西保)[9]がメインのミニコーナー。エンディングのあたりで放送されており、肉雄が準レギュラーを弄り倒していた。タイトルが一定していないため、本稿では便宜上、上記のタイトルとする。また、当コーナー休止時はこの時間帯がエンディングとなる。

番組コラボレーション商品

2010年よりローソンとのコラボレーションによる商品が、青森県内の同店舗にて販売されている。「今週のどんだんず」傑作選CDと同様、数量限定。

  • 「ぱんだんず」(2010年1月 - 2月)
    コラボレーション商品第1弾。「赤ちゃんのお尻」を模した形状の白い菓子パンで、左右別にツナポテトとクリームチーズが練り込まれていた。余談だが、同時期にめんこいテレビ(mit)の番組「あなろぐ」(2011年3月終了)からも、番組プロデュースによる菓子パンが同じくローソン限定で発売されていたため、同局の視聴・営業エリアである三八地区のローソンではmitとRAB両局の商品が並ぶこととなった。
  • 「どんだバー」(2011年2月下旬 - 3月中旬、4月下旬・8月下旬)
    コラボレーション商品第2弾。ローソンで販売されている「なんこつ入りつくね棒」の番組アレンジ版で、中にエビが入っているのが特徴。好評につき2度にわたって再発売された(2度目からは青森県内はもとより、東北全域での発売)。
  • 「いかタンタン」(2011年12月 - )
    コラボレーション商品第3弾。坦々麺風味のペーストと、陸奥湾で獲れた青森県産のイカを練り込んだ中華まん。

ニュース速報・天気情報への対応

  • 2009年3月までのナイターオフ期間中は「東奥日報ニュース」が内包で放送されていたが、ラジオにおける夜のニュース枠廃止により放送が無くなった。ただし、番組放送中にニュース速報が入った場合はその都度対応しており、これらの情報はアナウンサー経験のある橋本が担当している[10]。また、気象に関する情報は野坂が随時伝えていた。

脚注

  1. ^ 番組自体は同じタイトルで1995年4月以降も続くが、パーソナリティーやテイストが異なったため、別番組という位置付けになっている。
  2. ^ 鼻毛三郎」「十和田湖」「ホームパーティー」など。2012年春の放送では「イマヤス」の名を番組スタッフに奪われ、挙句の果てに常連リスナーのペンネームを付けられた。
  3. ^ 年末年始などで生放送が行われない場合には、「録音 from RAB」とコールされる。また、オープニングから外からの中継の場合には「Live from ○○(中継先、浪館通りや新町通り等)」とコールされることもある。
  4. ^ このタイトルはRAB発表のタイムテーブル上でのものだが、実際に番組内でのタイトルコールはない。
  5. ^ 一箱が6食以上ある場合には、RAB側で分配し、別の箱に梱包されて発送される。
  6. ^ 橋本の不調により、野坂がコーナー進行と歌唱を代行したこともある。
  7. ^ 時期により、単一メロディー(2011年4月分)もしくは、シンプルリズム(音階なし)とシンプルマイナーの2本立て(2011年8月分)で投稿を募集したこともあるため、この限りではなかった。
  8. ^ このため、2009年ナイターシーズン中は「どんだんずパラダイス」内の「びっくり★DONDON」が中断されていた。
  9. ^ 2012年5月5日の放送で、自ら本名を公表。
  10. ^ あおもりTODAY」月曜・「土曜 トモラジ いいね」においても、同様の事情で同局の元アナウンサーである夏目浩光がニュース速報を読むことがあった。なお、野坂は青森放送でアナウンサーの経験がない為、本番組・「あおもりTODAY」共に、ニュースを担当する事は無かった。

外部リンク


土曜ワラッター!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 15:02 UTC 版)

金曜ワラッター!」の記事における「土曜ワラッター!」の解説

2006年10月から「土曜ワラッター!」として復活し2016年3月まで放送橋本康成水戸華之介初期パーソナリティ加えオールナイトニッポン水曜1部パーソナリティ担当した経験があるスキップカウズ今泉泰幸や、長年RAB多く番組リポーターなどを務めてきた野坂真理新メンバーとして加入しパーソナリティつとめている。 2007年10月から日付こそ跨がないものの、ナイターオフ期間中放送時間が5時間25分となり、ワラッター初期とほぼ同じ放送時間となった。 その一方でRABラジオでは2010年度から土曜日・日曜日ナイター中継編成しなくなったため、番組名の由来になったナイター中継のあとに放送』が無くなった。 土曜ワラッター!終了後2019年11月29日18:30 - 22:30には、青森放送公式ホームページでの生配信番組として「金曜ワラッター!2019」が配信された。

※この「土曜ワラッター!」の解説は、「金曜ワラッター!」の解説の一部です。
「土曜ワラッター!」を含む「金曜ワラッター!」の記事については、「金曜ワラッター!」の概要を参照ください。

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