土地改良事業による近代化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/05 21:46 UTC 版)
「芋川用水」の記事における「土地改良事業による近代化」の解説
近代、昔ながらの盛り土と切り通しによって作られた用水は、洪水のときは崩落したり、漏水により下流まで水が行き渡らないことがあり、たびたび水争いの引き金となった。このため、1979年(昭和54年)度から県営灌漑排水事業「芋川地区」が始まり、主に3面コンクリート張りへの改修が行われた。工事ができるのは、水田が水を必要としなくなる9月上旬から。しかし冬季の積雪により11月下旬までと年間を通した作業期間が短く、年度ごとの改修工区は数百メートルにとどまる。1998年(平成10年)、事業は「農業用水再編事業」へ引き継がれ、2005年(平成17年)現在その70%が竣工、以後2008年(平成20年)まで事業が行われる予定である。
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