土器の時代(編年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:18 UTC 版)
「千葉県の貝塚の一覧」の記事における「土器の時代(編年)」の解説
縄文早期の土器は井草式、夏島式、稲荷台式、花輪台式、平坂式、田戸下層式、田戸上層式、子母口式、野島式、鵜ヶ島台式、茅山下層式、茅山上層式、下吉井式、神之木台式の順で古く、縄文前期は花積下層式期がおよそ7000-6700年前(1950年起点、以下同じく)、関山式期はおよそ6700-6450年前、黒浜式期は6450-6050年前、諸磯式期は6050-5600年前(そのなかで諸磯a式期は6050-5950年前、諸磯b式期は5950-5750年前、諸磯c式期は5750-5600年前)、縄文中期十三菩提式期は5600-5470年前、五領ヶ台式期は5470-5380年前、勝坂式期は5380-4900年前、加曾利E式期は4900-4420年前、縄文後期称名寺式期は4420-4240年前、堀之内式期は4240-3820年前、加曾利B式期は3820-3470年前、曽谷式期は3470-3400年前、安行Ⅰ,Ⅱ式期は3400-3220年前、縄文晩期の安行Ⅲ式期は3220年前からである。いずれも1950年起点。浮島式はほぼ縄文前期諸磯式と同じ時期、中峠式は縄文中期勝坂式末に並ぶ。阿玉台式は縄文中期勝坂式とほぼ同時代。曽谷式は縄文後期加曽利Bと安行Ⅰの間である。縄文晩期の土器は安行Ⅲ式、姥山式、前浦式、千網式、大洞式、荒海式などがある。大洞式と姥山式は晩期の中で晩期初頭の安行Ⅲ式期から晩期末葉の荒海期まで各期に対応するなど時代が被ることもある。
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