国産グッピー(日本国内のブリーダー産)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:09 UTC 版)
「グッピー」の記事における「国産グッピー(日本国内のブリーダー産)」の解説
ドイツイエロー・タキシード 体の半分が濃い色彩で染まったグッピー。グッピーの中でも、1・2位の人気を誇る。1969年にドイツから導入された。日本ではイエローよりもホワイトカラーの尾びれが好まれ、現在日本のドイツイエロータキシードはイエローではなくホワイトカラーになっている。 キングコブラ 原型はアメリカで作出された。基調色は黄色で体にコブラのような模様が入る。 アルビノ・レッドテール(ルチノー) 昔から存在するアルビノタイプ。メラニン色素が欠落した系統である。本種はアルビノの中でも人気が高い。 オールドファッションファンテール 1986年にヨーロッパから導入された。柄の鮮やかさが特徴。 ピングー(Pingu=Pink Guppyの意) 1993年にヨーロッパから導入された。下半身がピンク系のパール色に輝く。性染色体上のタキシード遺伝子に加え、常染色体上の劣性形質であるピングー遺伝子が同時に揃った場合に表現される。 レッドモザイク 柄がグラスよりも大柄に入る。尾筒の付け根が暗色で始まる。 ブルーグラス 日本のブリーダー(荒井と木島)が作出したグッピー。グラス遺伝子・ヘテロモルファ遺伝子・ゼブリナス遺伝子を合わせた品種。グッピーの中では1・2位を争う人気品種。尾筒の付け根は明色で始まる。 イエローグラス レオパードとガラスのグラスから作出されてとされている。尾びれが鮮やかなイエローに黒いスポットが特徴。 ウィーンエメラルド 尾びれの形状が上下にソードのような形を形成しているグッピー。ボディカラーが鮮やかでソードテールに中では一番の人気。 ネオンタキシード 背中のシルバーとメタリックブルーの単色の尾びれが美しい。ブルーの発色は不完全優性と呼ばれる珍しい遺伝をする。ブルーグラスなどのブルーの大元である。 アクアマリン(ジャパンブルー) 大元は、外国産のジェイドと呼ばれる遺伝子からの派生。下半身部分がライトブルーに輝くタイプを指す。 RRE.Aアクアマリンネオンタキシード 別名ブルートパーズ(トパーズと省略される事が多い)。尾びれとボディがブルーに輝く神秘的なグッピー。RRE.A(リアルレッドアイ・アルビノ)とは目が赤いアルビノの事である。ルチノーよりもメラニン色素が薄くより赤く表現される。 ギャラクシーブルーグラス プラチナ遺伝子とコブラ遺伝子がYで固まった遺伝子をギャラクシーと呼ぶ。それに、ブルーグラスの尾びれを持たせた物である。 レッドグラス 外国産グラスグッピーと国産のレッドモザイクとの交配により作出されたと言われている。ブルーグラスと別種だが最近はレッドグラスとブルーグラスが混ざった子供が売られている場合がある。
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